イザベラバードに思いをはせて⛵

こんばんは! いのっちです🐗

 

今日は、町の観光課主催の街歩きツアーに参加しました。

イザベラバード

 

以前、日光金谷ホテルにある資料館で見たイザベラバードの著書を見て

津川にも宿泊していたことを知り、興味があったんですよね~

 

参加者は私を含めて4人、ぞろぞろ歩くわけでなく

ガイドさんに聞きたいことを聞ける距離で良かったです。

 

ツアーでは、バードが泊まった宿の話、その時食べて絶賛した鮭の切り身こと、

またもっと歴史的に町がどのように作られ、今もまだ残っている街並みを歩きながら

楽しむことができました。

 

バードが1日滞在した津川は現在の阿賀町に所在し、阿賀野川と常浪川が麒麟山を挟むように合流する地点にあります。明治中頃までは大河・阿賀野川の交易の要衝として、船や馬、人や物資が行き交う大変賑わった河の港町でした。ちなみに、「津」には港という意味があり、河港を意味する「津川」は、日本の三大河港の1つと称されるほど栄えていました。
 
この地がなぜ阿賀野川の交易の要衝になったかというと、津川より上流の区間の阿賀野川は船の難所が続いて航行に不向きだったため、新潟からきた船は津川の港で積み荷を降ろし、陸路で会津に運搬する必要があったことから、津川が水運と陸運を中継する拠点として栄えた訳です。

*阿賀野川えーとこだ 流域通信より

 

 

また津川は、雁木発祥の地であるとも言われています。

雁木

まだ現役のポストも素敵ですね!!

 

平田家

そしてこのレンガ造りの建物、これは明治から昭和初期にかけて栄華を極めた旧平田家の残像

平田家は会津との交易やみそ・しょうゆの製造販売など多くの商売を手掛け、

草倉鉱山(鹿瀬)の採掘権を所有、銀行も作っています。

そんな平田家も今は、衰退し、この外壁のレンガだけがひっそり残っています。

昔から、なんでここにレンガ造りの建物があるんだろうと不思議でした、

でも今日、これが何か判明しました!!!

 

驚くことに、今、大河ドラマにもなっている「渋沢栄一」

彼は、この平田家に泊まったという記録があるそうです。

こういう話、歴女にはたまらないですね~

ウキウキしちゃいます💕

 

ツアーの最後は、津川から新潟に向けて船で旅立ったバードの見たであろう景色をたのしもうということで

ボートに乗り、川下りをしました。

川下り

 

天気も良く、気持ちよかったです。これらの山の景色は昔とほとんど変わっていないそうです。

 

今まで、自分の住んでいる地域の歴史には、あまり興味を持っていなかった・・・

今回このツアーに参加したことで、何気ない景色にもいろんな歴史的背景があるのだと知り、

興味がわいてきました!!

 

また、普段見ることのできない川から見る景色は、また格別でしたね~👏

 

 

 

 

 

 

 

 

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