いのっちです
寺泊の無農薬アロエの森ベラベジで
[健康な体は土壌から]というお話会があるということで参加してきました。
講師の佐藤先生は、土壌医の資格を持っていて
インドやヨーロッパなど世界各地で土作りを教えてきた方。
自身の体験談などを踏まえ、化学式などの一見難しそうなことも
噛み砕いて話してくださったので
生物、化学など苦手な私にもとても理解しやすい内容でした。
ドべネックの桶、リービッヒの最小律・・・ 聞いたことありますか??
興味深かったのは
1960年頃を100としたときの2010年頃の野菜の栄養価の比較!!
なんと、ほとんどの野菜が半分以下に減っている=栄養不足ということです。
これは、野菜が育つ土壌がそもそも栄養不足ということからきているんですよね。
日本に限らず、世界中でおこっていることなんだそうです。
今、野菜をどれだけ食べても実は、栄養不足ってことか・・・・
そして、
野菜の尻腐れ→カルシウム不足 =>人間が不足すると高血圧や動脈硬化、心筋梗塞、糖尿病促進、神経過敏、イライラ
葉色がトラ模様→マグネシウム不足 =>人間が不足すると足がつる、うつ、不整脈、心筋梗塞、老化、がんなどのもと
人間も植物も必要なものが不足すれば、病気になるという点では、同じなんだということ。
なかなか聞きごたえのあるお話会でした。
農業をする上で、いかに土壌の状態が大切かも理解できました。
先生のお話の締めくくりは
”土壌に必要な栄養を届けることは 人間の健康を守ること”
まったく、そのとおり!!