自然栽培勉強してきました②

いのっちです

先日の自然栽培のセミナーに参加してきたお話の続きです

 

セミナーでの2つ目の題目は

不耕起栽培についてのお話でした

 

まず

”自然栽培とは、自然界が持つ能力を引き出し、

それを十分に活かして作物を育てる農法のこと”

有機栽培、特別栽培とも違う農法になります

 

私は、このセミナーを聞くまで

自然栽培と有機栽培は同じものでと思っていました

未だに理解できないのは

オーガニックとは何?

オーガニックとは→

”化学合成農薬や化学肥料に頼らず、土壌の持つ力を活かして

環境への負荷をできる限り少なくする農法”

 

上記のオーガニックの定義からするとこれらの農法が

すべてオーガニックと言われるものになるのか・・・・

ん~やっぱりまだ理解しきれていない💦

自然農法
*セミナー資料からの抜粋

 

で、今回は自然栽培の農法の1つ

不耕起栽培についてのお話でした

畑にしろ、田んぼにしろ耕さないということが

まず信じがたかった

耕さないと土壌は硬いままなのでは?

播種はどうするのか、発芽するのか?

そしてカバークロップというのも初めて知った言葉

*カバークロップ=>土壌浸食を防ぎ土壌中に有機物を加えて

                                 土壌改良に役立つ作物の総称

 

このカバークロップを押しつぶして、その上から種を蒔く、

カバークロップにより、太陽の光が遮断されるので草が出ない

 

耕さないことの利点は

・土壌生物の多様性の向上

・環境負荷の軽減

・土壌の改良

 

カバークロップが雑草を防ぎ、枯死したあとは

土壌生物により分解され、肥料となる

そして土壌生物の多様化が向上することによって

土壌が改良される、元気になるという構造だと理解

 

就農3年目の私には少しハードルが高い

何年かかけて、少しずつチャレンジしてみようかなと思っています

 

 

自然栽培について勉強してきました①

いのっちです

先日、自然栽培についてのセミナーへ参加してきました。

セミナーでは、まず、去年の新潟県産のお米の品質と今後の対策についての

話がありました。

去年は何より高温、少雨が品質を下げた原因でした。

災害級の気象だったということです。

今年も同じような状況になる可能性があります。

では、どう対策していくのか

・移植時期を分散=>いっきにすべて田植えをしないで、時期をずらして田植え

・後期栄養不足の確保=>穂肥の追加=生育調査の実施

・水管理=>飽水管理の徹底

ということでした。

県で1等のお米を生産した農家さんからアンケートの質問の中に

高温障害に対してどういう対策を取ったのかとあったそうですが

これ!というものはなく、水管理をしっかりしたという回答が

ほとんどだったそうです。

それ以外では、田んぼの場所が山間の標高が高いところのお米は

比較的出来が良かったらしく、

標高の高いところは気温が平地に比べれば低いということに

加えて、平地より少し雨があったということだそうです。

 

私の住む阿賀町も山間地ですが

こちらは、梅雨明けから全く雨が降りませんでした。

場所によるんですね。

 

今年は作付け計画をいろいろ考えて立てないといけないなーと

思っています。

気候の変動への対応、作付けの時期、肥料選び、

農業は脳業

 

ある意味、

自然との知恵比べ!です!

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