穂が出る前の大仕事✿

いのっちです

穂が出る前に一つ大仕事があります

それは・・・・・

ヒエ取りです!

 

ヒエ:通称「田んぼの忍者」

え!そこにいたの?というくらいあっという間に成長して、

稲に隠れて、姿を潜めています

そして、今時期になると、

うわ~~~と顔を出すのです!!

ヒエ
*Google検索画像

 

こんな感じで一見、きれいに見える田んぼにも

ヒエは隠れていたりします

*Google検索画像

そして、穂が出る前のヒエは判別が難しいと言われます

これ↓ どちらがヒエだと思いますか?

ヒエと稲
*Google検索画像

正解は

左がヒエです

見からないように彼らは、稲の根元に生えます

 

ではなぜ、穂が出る前にヒエ取りをするのか、

それは、穂が出ると受粉のため

しばらく田んぼの中にはいれません

その間にもヒエはどんどん成長し

田んぼに入れるようになった頃には

種を落としてしまうのです

そうすると、来年、それが芽をだす

最終的に田んぼは、このような状態になります↓

ヒエ
*Google検索画像

どれが稲かヒエ畑なのかわからない・・・・

こうなっては、収量も落ちます

そうなってはいけない!と

毎年、この時期、ヒエ取りをしています

今年もやりました!!

その成果がこれ↓

ヒエ

 

 

この田んぼは、今年から管理しているところで

去年の状態が想像できます

私が3年、管理してきた他の田んぼは、

ヒエ取りの効果があって、数本の程度です

この田んぼも同じような状態にもっていきたいものですね

ヒエ取り後の田んぼ

ちょっとすっきりした感じです

 

それにしても、年々精度が増す

私のヒエ・センサー

あそこに彼らはいる!と引き寄せられます(笑)

出穂を待つ

高清水

いのっちです

新潟はまだ梅雨が明けません!

長雨の影響か、今年は、稲の草丈が伸びて長いようです

倒れないか心配です・・・

 

田んぼは、穂肥(追肥)が終わり

穂が出るのを待っています

予定では、8月3日頃の予定

稲

白く見えるのが稲の赤ちゃんです

 

今、田んぼの近くに行くと

独特の稲の匂いがします

何の匂い?

青い匂い?といいますか・・・

なんとも言えない匂いです

 

これで穂が出て、黄金色になると

匂いが変わります

秋を感じる香りです

 

さて、

日本の伝統色に苗色(なえいろ)という色があります

夏風が吹き抜けるとともに水田の苗がそよぎ

葉と葉の擦れた音が響く、

誰もが郷愁を覚えるような日本の原風景

この風にそよぐ苗の色が[苗色]

ちなみに

田植えを終えたばかりの苗の色は

「若苗色」というのだそうです

 

今朝は、朝露に濡れた苗色の穂が

とてもきれいに見えました

 

畑のお花たち

いのっちです

6月になって、

発芽した花たちは随分、成長しました。

トルコ桔梗は

こんなでしたが・・・・

桔梗

今は、

桔梗

桔梗

畑に定植したら、どんどん大きくなりました!

 

そして、

アスター

これが・・・・・

アスター

 

アスター

消えてしまった苗もありますが

確実に成長しています。

 

一番成長したのは

ヒマワリです

ヒマワリ

大きくなりすぎないように

くっつけて植えていますが

隣を押しのけて大きくなっています。

 

梅雨時期は

病気がつきやすいので

気をつけて見守りたいと思います。

 

そして

お盆には無事に出荷できますように!