田植えから3週間になりました🌾

いのっちです

田植えからほぼ3週間になりました

順調に分けつして、背丈も伸び、横に広がってきました

田んぼ
田植え直後

田んぼ

6月2日現在

このあと、6月半ばころから

田んぼの水を一旦落として、乾かす ””中干し”” そして、 ””溝切り””

に入ります

★中干し、溝切りについてはこちらを=>田んぼの溝切りと中干し

そのあと

穂肥(7月下旬)=>出穂(8月初旬)=>稲刈り(9月)

となっていくわけですが

お米になるまでには、まだ少し時間がかかります

 

今年は、例年に比べて寒いように感じます

それが今後の稲の成長に影響が出ないことを祈ります

 

2年前は日照りで不作、

去年は稲の倒伏で減収、

今年は冷夏で・・・・

なんてことになりませんように

”二度あることは三度ある”

普段は、比較的ポジティブですが

田んぼに関しては、ネガティブになりがちです

 

自然相手のお仕事、なかなか大変、

そして、心配が尽きません

代掻きから田植え作業🌾

いのっちです

5月14日に無事に田植えが終わりました!

 

この間のブログの続きで

5月5日から代掻きがスタート

代掻きは、耕運した田んぼを田植えのために平らにする作業です

トラクターの後ろについているバー?は、ドライブハローと言って

耕運の時より、幅があります

ですので畦の角でターンするときは要注意

余裕を持って曲がらないと畦を削ります

 

代掻き
代掻き前

代掻き

代掻き後

代掻きの後は、こんな感じでなめらかになります

ここへ水を入れて、田植えへの最終段階に入ります

 

田植えは晴天に恵まれました

田植え

苗
元気いっぱいの苗たち

さて、代掻きの後にたっぷり水を入れたのですが

田植えの前に水を抜きます

田植えにおいて大切なのが

田んぼの水の加減!

多すぎても少なすぎてもNG

今年は少し水を抜きすぎて、固めの状態になってしまいました

 

いざ、田植え開始

毎年、この時期にしか乗らない田植機の使い方を思い出すのに

一番最初に田植えする田んぼは犠牲になります

 

田植えで難しいのは

なんといっても、一筆書きで植えるということ

一度植えたところは、二度通りません、

そのためにどうやって植えて、田んぼから出るかを考えながら運転します

他にも植える苗の量だったり、最後の条間調整だったり

ただ乗ってるだけのように見えますが

いろいろ考えながらやってるのです

 

田植え

 

 

これ、何をしているのか・・・・

田植えが終わって、田んぼから出るところなのですが

田植機はトラクターと違って、後ろに苗が乗ってたりすると

前が軽くてウイリーしてしまうことがあるのです

そのために前に人に乗ってもらうことで重しの代わりになってもらっています

ということで無事に田植えは終わりました

田植えのあと、田んぼに水を入れると

皆さんのよく見る田んぼの景色になります

 

これからは、ひたすら草との闘いです👊

 

★条間

田んぼでは縦に植えられた列を「条」と呼び、その条同士の横の間隔(広さ)を「条間」、縦に並んだ株と株の縦の間隔を「株間」と呼びます。 条間は基本的には30cmとなっており、株間の間隔を調整することによって、1坪あたりにどのくらいの株を植えるかを決めることができます。

 

田植えに向けて始まっています🚜

田んぼ

いのっちです

4月末の側溝掃除から田植えに向けての準備がスタートしています

 

側溝掃除:側溝にある落ち葉や草を取り除く作業

 

側溝
掃除前
側溝
掃除後

次に畦塗り、ここら辺では”くろぬり”ともいいます

畦

水が漏れないように畦に土を塗りつけます

昔は、鍬で人力でやっていたそうです・・・・

毎度、昔の人は、すごい、すごいです!!

 

そして、肥料を蒔きます

肥料

動力散布機、別名”どうふん”

エンジンのついたリュックで肥料を入れて田んぼの中を歩いて散布します

私のどうふんは、空で8キロくらいあって、そこに15キロに肥料が入ります

立ち上がるときに、”よいしょ”と気合いを入れないと立てません・・・

ずっしり重いし、これを担いで、でこぼの田んぼを歩くわけですので

翌日は、全身筋肉痛です

 

やっと耕運になります

ここら辺では、田んぼを耕運することを”田ぶち”といいます

トラクター

約2反田んぼで田ぶちに2時間くらいかかります

眠くなります・・・

 

できあがりが、これ↓

田んぼ

水を入れて

代掻き、畦の草刈り、田植えとなります

 

畦の草刈りは、2日かけて、6枚の田んぼを仕上げました

そして、

明日から代掻きがスタートです

 

ひだまりうらら🌾

ほでば

いのっちです

はでば(天日干し)のお米は只今、

太陽の恵みをた~くさん吸収しています!

 

稲刈り直後はこんな感じでしたが

稲刈り

今は、

はでば

だいぶ乾燥が進んだように思います

もう少しゆっくり干してから

今週末、脱穀をしようと計画しています

心配なのは、天気

毎日変わる天気予報にやきもきしています

 

さて、このはでばのお米、

去年は「ひだまり米」として販売していましたが

今年、新たにみやびファームを立ち上げたことだし、

お米の名前も新しくしようということで・・・・

 

天日干しのお米は

「ひだまりうらら」

空が晴れて、日が柔らかくのどかに照っているさま

と名付けました!!

 

はでば

 

ラベルも一新しました

ひだまりうらら

ラベルに見える山は、はでばの田んぼから見える御神楽岳、

そして美しい水や森林があり、圃場と黄金色に育った稲🌾

これが色彩の層になっています

*Hidamariz=> rizはフランス語でお米の意味、ひだまりの”り”と”riz”をかけました

 

とても素敵なラベルに仕上がったと思います

考案してくださったデザイナーさんに感謝です!!

 

「ひだまりうらら」の予約を開始したいと思います。

販売価格は、玄米1キロ 1400円

      精米1キロ 1500円

値上げはしない予定でしたが、肥料や燃料の高騰に加えて

有機栽培の田んぼの維持に必要な諸経費の値上がりで

大変心苦しいですが、値上げを決めました。

天日干しの田んぼを続けて行くため

この景色を残していきたいという私の決意に

ご賛同、ご理解頂ければ幸いです。

 

購入ご希望の方はmiyabifarm2024@gmail.comまでご連絡くださいませ!

追って注文書を送ります💌

 

稲刈り 第2弾 コンバイン編

いのっちです

昨日でコンバインによる稲刈りが無事に終了しました

9月18日から5日間の雨、しかも警報級の大雨で

稲刈りはストップ

23日にようやく晴れ間が見えたけど

田んぼには水がたまって、とても稲刈りができる状態にありませんでした

しかも、倒伏していた稲が大雨により、さらに頭を垂れてしまい、

絶望感しかありませんでした

 

今年の新潟県の多くの田んぼでは

稲の倒伏があり、どこも稲刈りに時間を要しています

万能のようなコンバインも

稲がぺっとり寝てしまった状態では刈れません

どうするのか・・・・・

 

倒れた稲を起こすしかないのです!!

これを使って

棒
*Google検索画像

稲を一つ一つ起こして行くのです

こんな感じで↓

稲おこし
*Google検索画像

小さい田んぼならまだしも

2反田んぼとなると一向に進まない作業に

嫌気がさしてきます

 

でもこれをしないと稲が刈れません

2反田んぼを3枚、やりました

何日もかけて

気の遠くなるような作業でした

 

そして、稲刈りの予定日から10日遅れて

ようやくスタート

稲刈り

ゆっくり刈るので

いつもの倍の時間を要します

稲刈り

そして、稲刈りをスタートして5日

やっと作業が終わりました

稲刈り

ほっとしました~~

 

本当に切なかった

辛かった

 

お米作りは、本当に大変なことです

ニュースなどでは、機械で刈っている映像しか出ず、

簡単にお米が収穫されているように思われているかもしれませんが

異常気象により、予想不可能な事態が起こったりしたとき

私たち農家は、大変な苦労と辛い作業の上で収穫があると言うことを

声を大にして言いたい!!

 

今年は、本当に新米のありがたみ、喜びがひとしおです