賽(さい)の神⛩

賽の神

いのっちです🐗

今日は地域の行事[賽の神]の準備に参加しました。

 

[賽の神]とは、村中の安全を願っての行事

杉や竹に藁や松飾、古い御札等を燃やし、そこで餅やするめを焼いて食べ、

御神酒を上げて無病息災を祈るというもの

そして新郎新婦や厄年の人をドンヅキ(胴上げ)して厄払いをする

昔は1月15日の祝日にしていましたが

今は、その年の成人の日に行われています。

 

今回、その準備に参加してきました。

まずは、竹を切ってきて、1本立てます。

賽の神

その周りに竹の葉や杉の葉、藁を巻き付けてます

賽の神

そして、竹の枝は、おじちゃんたちが鉈で削いで

先をとがらせています

 

賽の神

 

面白そうだったので近所のお兄ちゃんに

削ぎ方を教わってやってみました!

ところが鉈が重くて、鉛筆のようにうまくけずれませんでした

以外と難しい😱

賽の神

この竹の先に、お餅やするめを刺して、

後ほど点火した時にその火で焼きます。

 

さあて、出来上がりました!!

賽の神

古い御札などは、藁の下に入れてあります。

午後3時に点火、祭事が始まります。

 

残念ながら、今年は喪中のため

祭事には参加できません・・・・

 

祭事はこんなイメージです↓

賽の神

*Google検索画像

 

ここで焼いたお餅やするめを食べると

1年風邪をひかないと言われています。

そして、正月に書いた書きぞめなどを燃やすと字が上手になると言われ

子供のころは、たくさん書いて持っていきましたね~

懐かしい😉

 

何より関心したのは、

竹を切ってきても、枝は餅を刺す棒に、

竹の葉は燃やすために使う

そして、藁は稲刈りの後とっておく

秋にはススキを刈って乾かしておく

エゴマや大豆などの残渣なども取っておいて使う。

とにかく無駄がない。

SDGsだ~😲

ずっと昔からやってきてたんだな~ということです。

 

 

来年は、My鉈を持って、

竹削りにチャレンジしたいと思います!!